はじめに
ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相 https://t.co/nuwgRtoOrg
— ロイター (@ReutersJapan) February 24, 2022
なんかとんでもないことになったな……。
2022年2月24日の14時前(日本時間)に、ロシアによるウクライナへの軍事行動が開始された。
この情報を受けてゴールドは急騰し、2020年11月以来の高値を更新。
1年くらい前からオレが予測した展開になってきたな。
2012年あたりの動きを再現してると睨んでる pic.twitter.com/hYkshONFqW
— FX巨人 (@FX_kyochin) March 24, 2021
『1970を超えることはなかなかなく』と言っていたが、1975ドル付近にまで一気に上昇してしまったのは想定外だった。予測精度がまだまだ甘く、反省すべきだな。
さて、1975ドル付近まで噴き上がったゴールドがどうなったかと言うと、直後に急落してしまい、一時期は1878ドル半ばにまで達した。
だが、そこから激しい上下運動を繰り返し、今週の頭には30ドル超の大きな上窓をつけてきた。
いやー、すごいねー pic.twitter.com/rQjNUwcLaa
— FX巨人 (@FX_kyochin) February 27, 2022
急騰したとの情報をキャッチして後から飛びついて来たイナゴを急落で焼き払い、また再上昇の様子を見せるゴールド。
ファンダメンタル分析()するならこのままウナギ登り間違いなしなのに、急落によって退場して途方に暮れたファンダメンタリスト達。
ゴールドはここからどういった展開を見せるのか、テクニカル分析の視点から予測を述べていこうと思う。
今後のゴールド(XAUUSD)の値動きの予想
現時点(2022/03/01)から1~2週間以内の動き
●1時間足
●4時間足
●日足
●週足
先週末の上下運動の影響で4時間足が水平気味になっているが、1時間足・日足・週足の移動平均線が上向いており、ここから再度上昇することが見込まれる。
この記事を公開した時点ではもうロング(買い)は間に合わないと思うが、1880ドル台でLポジを持てた奴は1975ドル付近まで握り続けた方が良いと思う。
ちなみにオレは1973.5ドルを利確目標としている。
現時点(2022/03/01)~長期の動き
ここから再度上昇すると先ほど言ったが、ならばこのまま2000ドルを突破するのかと言うと、それは微妙そうである。
なぜそう思っているのかは、下記のツイートを見てもらいたい。
2012年あたりの動きを再現してると睨んでる pic.twitter.com/hYkshONFqW
— FX巨人 (@FX_kyochin) March 24, 2021
2012年にも『史上最高値更新 ⇒ 急落 ⇒ 再度上昇』という一連の動きを見せているが、約10年越しにこれが再現されているのではないかと、週足のチャートから考えている。
そう考えると、Lポジを握るとしたら1970ドル台を利確ポイントとしておかないと、反転下げで死ぬ可能性が高い。
チャートの形から考えると、大きな下ヒゲをつけている1877ドルを割るようなら、もはや下降トレンドに移行したと考えるべきである。
損切りを設定するなら建値にするか1877ドルにすべし、というのがLポジを持った時の戦略。
では、反転下げ狙いでショート(売り)を仕掛けるのならどの価格帯か。
オレは現在持っているLポジの利確目標である1873.5ドルにそのままS指値を入れている。
ロット数はそれぞれの資金量に応じて調整してもらいたいが、1995ドルを超えたら想定シナリオから外れたということで損切りになるように調整するといいと思う。
利確ポイントについてだが、オレ個人は1460ドルを目標としている。
理由として、2019年11月上旬・2020年3月中旬(コロナショック時)の2回にわたって1448ドル前後で跳ね返されており、ここが強力な抵抗線になっていると考えたからである。
欲を張るなら1450ドルを利確ポイントにすればいいだろうが、安値をもうちょっと上に切り返してきそうなのが怖いため、1460ドルを目標とした。
この価格帯まで到達するには数週間といった短期間では不可能なため、半年~1年ほどの長期の待機を覚悟した方が良いと思う。
ちなみに、1460ドル到達時にはさらにLポジを抱える目論見があるが、そこまで語るとキリがないので一旦この辺りで話を終わりにしたい。
おわりに
現在の世界情勢は非常に緊迫しており、ボラティリティも大きくなっているため、考えなしにポジションを取ると間違いなく大やけどをする。
しかも、こういった状況であると急激な値動きが発生し、それにより各証券会社のサーバーがダウンしてしまって損切りなどの各種指値が正常に作用しない危険性が高い。
そのような状況下で国内FXを使っていると、レートの値飛びによって証拠金以上のマイナスを受けて、いわゆる『追証(追加証拠金)』を払わなければならないリスクが格段に上がる。
追証の怖さについては別の記事で後日執筆するが、追証のせいで破産や自殺に追い込まれる人が多く出ている。
ならばどうするか?
自身の証拠金以上のマイナスを喰らっても追証が発生しない、海外FXをオススメする。
海外FXは色々とあるが、オレが特にオススメしたいのが『exness』である。
『exness』の良さについては記事にしてあるから、よかったら読んでみてくれ。
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